くらりす来栗鼠くらりす

同人誌におけるクラリス人気については以前も書いた。クラリスマガジンだけではなく、多くのクラリス同人誌が存在していたが、資料系のほうがファンジンよりもいくぶん多かったかもしれない。

今回の紹介はくるりす。
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クラリスファンクラブ仕様の同人誌でパロディ漫画とイラストが並ぶ。vol5まで出ていて、ルンルンコネクションのようなバケモノ級のファンジンは例外として単発が多いアニメキャラファンジンとしては比較的長い活動をした同人と言えそうだ。


1号は表紙のソカベコウこと曽我部孝を始め、著名な同人作家とそうではない仲間内らしいメンバーが並ぶ。2号目は一転仲間内らしいメンバーばかり。3号4号と揺れ動きつつ、ラスト5号では(同時に出たイラスト集も合わせ)著名なメンバーと仲間内メンバーと投稿メンバー3分割でフィニッシュ。



くるりすはクラリスで遊ぶ本としてはなかなかに読ませる作品が多い。

まず、このくるりすには、「クラリスマガジン」と同等価値を持つ聖なるクラリス像(個人の感想です。)駄作者こと三鷹公一氏の「ちびくら」シリーズが掲載されている。
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以後少年漫画色が強くなる三鷹氏の絵が一番美少女寄りだった時期、極端な三頭身の少女クラリスとオジサマこと駄作者のシリーズだ。本体はコピーの折本2冊で展開されたのみだが、オフセットで少し世界が垣間見られることが大変嬉しいしとにかく貴重。




もう一人紹介しなければならないのは2号から登場し、中表紙、カット、マンガと大量のかわいいクラリスを描く恐るべき(当時)中学生、瑠璃亜、ことるりあ046氏。
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登場の頃から達者で、キャラがとにかく可愛らしい。もちろん現在の方がテクニックも絵力も上だが、この頃と不思議と印象が変わらない。
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この頃の作品は書き直されほぼ高校卒業時に作った個人誌「没りぬす」、及び商業単行本「ネガティブ・オプション」
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で見ることができるものの、オリジナルは当時の同人誌を漁るしかない。漫画ブリッコでデビューし、様々な美少女誌、キャラデザなどで活躍したるりあ046氏。最近はあまり名が出るようなお仕事はしておられないとのことだが、引き続き活躍してほしいところです。

くるりすと後述方程式にもほぼ出ずっぱりのホームズくん、正直じょうずではないんだけど、
見ているとビミョーに癖になる感じ。。。
Sep18~05



同時期に発行されていた同人誌方程式によると、
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くるりす編集部は「4つの編集部と事務部を持つサークル、チェックメイト」の1編集部であるという。活動報告にはコミケカタログにあった売上上位を狙う活動を考えているとあった。ミニチュアファンシーモンスタープロダクトといった感じ。作家個人はともかくサークル的には今で言う承認欲求を強く満たしたい集いだったようだ。バブル期寸前、漫画を描く、発表の場を求める同人誌から注目されたい、売れたいという欲の萌芽が見て取れる。創作の合同同人から依頼式、そして個人誌に流れていく頃。そんな時代もあったなあと、懐かしく考えたりするむじなでした。

追記(10/12)
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松原あきら氏 宮崎キャラ本などを多く作っていた人だけど、よく考えたら
松原あきら氏なのでは。。。(あまりによくある名前で確証が取れない。。。)
今のPNは松羅弁当氏なのでは。。。
と今更気がつくむじなでした。。。


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